芋の旬

一年に一度の芋の旬

今年も、待ちわびた一年に一度の芋の旬がやってきました。
掘ったばかりの新芋を畑から工場に直送し、
鮮度を閉じ込めるようにその日のうちに揚げて芋けんぴに。
この芋のかおりのよさ、
芋のうまさと油のうまさも格別な旬の喜びです。

※自然の芋そのままなので、色や長さ、大きさは多少の違いがあります。

特撰芋けんぴが、ぎっしりと缶いっぱい。
昔ながらの懐かしい缶入りです。

缶入り特撰芋けんぴ

商品番号:21300


カートに入れる
  • 【原材料】さつま芋(黄金千貫)・砂糖・植物油脂・オリゴ糖
  • 【賞味期限】製造日より60日
  • 【商品サイズ】245×245×90mm

芋けんぴの鮮度を守るチャック付きの大袋2つ入り。
缶入りと同じたっぷり容量で、ライトな箱入り。

箱入り特撰芋けんぴ

商品番号:21250


カートに入れる
  • 【原材料】さつま芋(黄金千貫)・砂糖・植物油脂・オリゴ糖
  • 【賞味期限】製造日より60日
  • 【商品サイズ】215×215×100mm

今年の収穫状況

鹿児島県大隅半島、宮崎県児湯郡など、南九州の契約農家さんの畑では8月上旬から新芋の収穫が始まっています。

春は雨が多く、梅雨の時期に雨が少なかったのですが、コガネセンガンの収量はここ2〜3年のなかでは若干良いという嬉しい報告です。しかし「サツマイモ基腐病」との闘いにまだまだ終わりは見えず、さらにこの猛暑、軟腐病や茎根腐細菌病などもみられ、金次郎の心配は尽きません。収穫が終わる11月上旬まで台風の雨や風で病気が広がらないことを祈るだけです。

金次郎が取り組む北の大地づくり

金次郎、この8年の道のりです。

芋屋金次郎が、新しい芋の産地を求めて北海道厚沢部町にやってきたのは2017年のこと。
南九州では「サツマイモ基腐病」による深刻な被害が出始め、金次郎は芋畑で頭を抱える日々でした。そんな折、新天地として浮かんできたのが北の大地。かつて北国は寒くて、芋づくりは不可能といわれた地ですが、地球温暖化の影響もあって道南では可能になってきたのです。と言っても、やはり冬の訪れは早く、寒さは厳しく、春が遅いため苗を植えるのは5月~6月、収穫は10月中旬と栽培期間は南九州より少し短く、その分、芋が小さくなります。けれど冬は凍土となって土中の病害虫が死滅するため、栽培期間中は農薬を使わなくて済むこと、芋は小さいけれど熟成させると濃厚で甘みの強い芋になること、また広大な農地を生かして体系的に輪作が行われていて、金次郎がめざす輪作による芋づくり、微生物を生かした土づくりも可能なのです。この8年間、農家さんにテスト栽培を繰り返してもらいながら技術を重ね、おいしい芋が作れるようになりました。収量は200トンとまだまだですが、農家さんと一緒に厚沢部町を芋の産地に育てていきます。

北海道産 紅はるか

佐藤龍也さんは広大な農地を持つ農家の3代目。
「さつまいもは他の作物を植えた後で苗を植えられ、農薬も要らないので収穫まで手間がかからず、輪作の新しい作物としては魅力的」と言います。今年はコガネセンガンのテスト栽培もお願いしています。

地熱で自前の苗を育てています。

北海道での芋づくりに不可欠なのが新鮮な芋苗の供給。鹿児島でも自社苗を作っていますが、厳寒の北海道では容易ではありません。そこで駒ヶ岳の麓にある大沼工場内に湧き出る、45C°の温泉水を地熱として育成ハウス内に巡らせて加温し「水耕栽培」で育てることに。土ではなく養液で育てるため、健康な育苗が可能です。芋苗の水耕栽培はめずらしいようで試行錯誤の連続ですが、今春は20万本を供給。金次郎の夢がどんどん叶いつつあります。

九州の地から始まった大地づくり

芋けんぴのために、
土づくりから見直しています。

鹿児島県大隅半島は、先代の澁谷金次郎がおいしい芋が育つ適地を探してアジアを旅して巡り、最後に辿り着いた場所。以来50年、この地を第二の故郷として、契約農家さんとともに生きてきました。その金次郎が芋づくりの基本としたのが大地づくり。芋苗の研究や栽培方法、かつては自前の肥料を作るなど、農家さんと二人三脚で芋を育ててきたのです。

そして現在、金次郎は芋畑を襲った「サツマイモ基腐病」と戦うために、連作障害を無くし、病害虫に負けない芋づくり、強い大地づくりに挑んでいるところ。5年前から宮崎県都城市の小林さんを師匠に微生物を生かしながら土を養っていく農法を学びながら、少しずつ輪作体系を築いています。

小林さんが育てるごぼう

金次郎を支えてくれる契約農家さんは約400軒。その中で、この芋畑のごぼうを栽培してくれているのは、南九州は宮崎県都城市の小林さんです。堆肥からこだわり、にがりなども入れて病害虫に負けない土づくりを実践していて、金次郎に輪作技術を教えてくれる尊敬する農家さんの一人です。

芋畑のごぼうチップ

芋畑のごぼうチップは、宮崎県都城市の農家小林さんが育てた「伊助」という品種のごぼうを使用しています。夏に収穫し、3か月以上貯蔵熟成。 甘みを蓄えたごぼうを、金次郎自慢の揚げ技術でぱりっと素揚げし、ほんのり和だしで味付けしました。

50g入 650円(税込)

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