大地づくり

大地づくり
金次郎の大地づくり

土づくりから見直します

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「おいしさは大地から」。
先代澁谷金次郎の時代から、この思いを芋けんぴづくりの信念に、鹿児島県大隅半島の契約農家さんとともに60年間、コガネセンガンを育ててきました。金次郎にとって大隅半島のシラス台地は、よい芋がとれる世界一の芋畑なのです。

大隅半島の芋畑
大隅半島の芋畑

しかし、その芋畑も異常気象による長雨の影響で芋の育ちが悪くなってきたり、3年ほど前からは「サツマイモ基腐病」に悩まされています。まだ特効薬はなく、金次郎の畑や契約農家さんの畑も収穫量を落としているのが実情。芋けんぴの商品変更をお願いしたり、けんぴの長さが少し短くなってきたりと、お客様にご迷惑やご心配をおかけしている理由でもあります。

そこで金次郎が契約農家さんとともに挑んでいるのが「大地づくり」。もう一度、土から見直して畑を元気にしていこうと、2年前から「輪作」を始めました。収穫後の芋畑に、ごぼうや落花生、ジャガイモなどを植えることで土の中の微生物を増やし、土の活力を養っていこうというもの。芋畑を1年休ませることで、農家さんに負担や我慢をおかけしないよう、輪作してもらった作物は全量、芋屋が買い上げ、商品として販売していきます。

大地づくりに取り組んでいます

金次郎は、長年お付き合いしてきた約400軒の農家さんと一緒に、この苦難を乗り越えていく覚悟。お客様のご理解をいただけると力が湧いてきます。

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